2009年06月15日

トロは、寿司のネタ等として使われる

トロは、寿司のネタ等として使われるマグロの特定の部位の呼称。脂質の含量が高い腹部の身を指す。語源は肉質がトロリとしている事からで、この語の定着以前は脂身である事からアブと呼ばれていた。かつての日本、特に江戸時代以前では、マグロといえば赤身を指し、赤身に比べ品質が劣化しやすいトロの部分は上等な部位とは考えられておらず、切り捨てられるか、せいぜい葱鮪鍋などにして加熱したものが食べられていた。それは猫もまたぐと言われていたほどであった。今日では動物性脂肪の旨みが広く知られるようになったことと、保存・輸送技術が向上したため新鮮でおいしいトロが食べられるようになり、トロといえば高級品といったイメージがある。価格も近代になってから急激に上がり、現在では赤身の2倍以上の値段がつく。
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特に、よく脂の乗った部分を「大トロ」、やや劣るものを「中トロ」と称する。大トロ・中トロ以外の部分は「赤身」または単に「マグロ」と称して、「トロ」とは別物とされる。一般に背肉より腹肉のほうが、後部肉より前部肉のほうが、内層肉より表層肉のほうが脂質の含量が高い。一般的に「大トロ」は腹肉前部、「中トロ」は腹肉後部である。昨今ではマグロの完全養殖により、「全身がトロ」などという個体も作れるようになった。

ただし、マグロの肉以外でも、脂が乗っている状態の肉をトロと言う事がある。例えば、カツオの刺身の脂が乗った部分はトロカツオと呼ばれる。北海道では生の牛肉を使った牛トロ丼という郷土料理がある。豚肉においても豚トロと呼ばれる部位が販売されている。トロという言葉には肉の種類に明確な定義がなく、マグロのトロが持つ高級品としてのイメージを借りようとする販売戦略に利用されている。

また、マグロの中落ち部分をペースト状にしたものを「ネギトロ」と呼ぶが、これは本稿におけるトロとはまったく関係がない

2009年05月30日

御三家の一族・家臣

御三家の家臣は、基本的に将軍家と同様、三河以来の譜代家臣を祖とする者が多かったが、その中でも将軍直臣(じきしん)の扱い(大名の家臣は通常「陪臣(ばいしん)」と呼ばれる)を受け、特別に目付役の任を持ち、数万石レベルの大名に匹敵する「附家老(つけがろう)」と呼ばれる大身の家臣がいた。

また、将軍家の血筋の予備としての御三家の性格上、御三家自身も当主を絶やさぬように血統の保存装置として支藩を持つ必要があり、御連枝(ごれんし)と呼ばれる分家を持った。尾張家の連枝・美濃高須松平家、紀州家の連枝・伊予西条松平家、水戸家の連枝・讃岐高松松平家など、いずれも松平姓の諸藩である(なお、御三家も当主及び世子のみが徳川姓を許され、それ以外は松平姓である)。たとえば紀州家当主だった徳川吉宗が8代将軍として宗家を嗣いだ際に紀州家当主となったのは、伊予西条家の松平頼致(徳川宗直と改名)である。また、幕末の尾張家当主徳川慶勝も美濃高須家から養子に入っている。また、御三家の正室は、特に御簾中(ごれんじゅう)と呼ばれた。

なお8代将軍吉宗以降は、御三家を模した御三卿が創設され、御三家と共に将軍家の嗣子を出す役目を担うことになった。
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御簾中(ごれんじゅう)はかつて日本で貴人の正妻を指して言った敬称のこと。江戸時代以降、江戸幕府により使用に厳しい制限をされるようになった。

奈良時代以前には「御簾中」という言葉は存在していなかった。

平安時代中期以降、貴族の女性は親兄弟といえどもみだりに異性に顔を見せてはいけない、という習慣が定着し、簾や几帳を隔てて人に面会したことが語源と考えられる。ただし、平安時代の文献では貴人の正妻を指して「御簾中」と書いた物は存在していない。

戦国時代には戦国大名の夫人を指して「御簾中」と記述した文書が見受けられる。

江戸幕府は大名統制策の一環として、その正室の呼称すらランク付けを行った。「御台所」が将軍の正室に限られたのは有名であるが、同じように格式のある「御簾中」は将軍の世子と御三家の正室を呼ぶときのみに限定した。ただし、後に徳川家斉の正室となった島津寧姫の場合、立場が微妙であったためか当初は「御縁女様」と呼ばれている。

後に御三卿が誕生すると、御三卿の役割は御三家に匹敵するところから、御三卿の正室も「御簾中」と呼んだ。

ちなみに、それ以外の大名の正室は10万石以上が「御前様」でそれ以下は「奥方」であった。また、将軍の娘を正室に迎えた場合は全く別の呼称が用意され、夫の官位が従三位以上なら「御守殿様」、正四位上以下なら「御住居様(おすまいさま)」であった。

明治維新による幕藩体制の崩壊により、この呼称はすたれた。

2009年04月26日

各神器と伝承

記紀の伝承では、三種の神器は天照大神の神代(よりしろ)として天孫降臨の際に天照大神より瓊瓊杵尊に授けられたとされている。

記紀神話では、天照大神が天の岩戸に隠れた岩戸隠れの際、石凝姥命が作ったという鏡。天照大神が岩戸を細めに開けた時、この鏡で天照大神自身を映し、興味を持たせて外に引き出した。そして再び世は明るくなった。のち鏡は天照大神が瓊瓊杵尊に授けたといわれる。現在は伊勢神宮の皇大神宮に奉斎されている。

八坂瓊曲玉とも書く。大きな玉で作った勾玉であり、一説に、八尺の緒に繋いだ勾玉ともされる。岩戸隠れの際に玉祖命が作り、八咫鏡とともに榊の木に掛けられた。

草薙剣(くさなぎのつるぎ)とも称される。記紀神話では須佐之男命が出雲・簸川上(ひのかわかみ)で倒したヤマタノオロチの尾から出てきたとし、その時の名前は都牟刈の太刀(偉大な力を持つ太刀)であった。出雲国風土記では、出雲国意宇郡母里郷(現;島根県安来市)にてオロチ退治が行われたともされている。剣は須佐之男命から天照大神に奉納され、天皇家に天照大神の神体として八咫鏡とともに手渡された事になっている。一説には鍛冶の神である天目一箇命(アメノマヒトツノミコト)が作ったと言われる。

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皇居内に天照大神の御神体として八咫鏡とともに祭られていたが、崇神天皇(伝紀元前148年-紀元前30年)の時代に皇女豊鋤入姫命により八咫鏡とともに皇居の外に祀るようになり、途中で垂仁天皇(伝紀元前69年-70年)の皇女倭姫命に引き継がれ、あわせて約60年をかけて現在の伊勢神宮の皇大神宮(内宮)に落ち着いた。その後、倭姫命から、蛮族の討伐に東へ向かう倭建命に渡された。この時、倭建命が野火攻めから脱出する為に、この太刀で草を薙いだ事が草薙剣の名前の由来とされているが、クサは臭、ナギは蛇の意で、原義は「蛇の剣」の説が有力。倭建命が病死したのち熱田神宮に祀られた。

2009年04月10日

明治六年政変

明治六年政変(めいじろくねんせいへん, 1873年(明治6年))は、征韓論に端を発した明治初期の一大政変。当時の政府首脳である参議の半数と軍人、官僚約600人が職を辞した。征韓論政変(せいかんろんせいへん)とも。

そもそもの発端は西郷隆盛の朝鮮使節派遣問題である。王政復古し開国した日本は、李氏朝鮮に対してその旨を伝える使節を幾度か派遣した。また当時の朝鮮において興宣大院君が政権を掌握して儒教の復興と攘夷を国是にする政策を採り始めたため、これを理由に日本との関係を断絶するべきとの意見が出されるようになった。更に当時における日本大使館以て征韓を政府に決行させようとしていたとも言われる(これは西郷が板垣に宛てた書簡からうかがえる。これを根拠に西郷は交渉よりも武力行使を前提にしていたとされ、教科書などではこれが定説となっている。ただし板垣宛の書簡は板垣を説得するための方便に過ぎず、西郷の本意は交渉重視であったとの説もある)。

この西郷の使節派遣に賛同したのが板垣退助、後藤象二郎、江藤新平、副島種臣、桐野利秋らであり、反対したのが大久保利通、岩倉具視、木戸孝允、伊藤博文、大隈重信、大木喬任、黒田清隆らである。岩倉使節団派遣中に留守政府は重大な改革を行わないという盟約に反し、国内が急激な改革で混乱していたことは大久保らの態度を硬化させた。 大久保ら岩倉使節団の外遊組帰国以前の8月17日、一度は閣議で西郷を朝鮮へ全権大使として派遣することが決まったが、翌日この案を上奏された明治天皇は「外遊組帰国まで国家に関わる重要案件は決定しない」という取り決めを基に岩倉具視が帰国するまで待ち、岩倉と熟議した上で再度上奏するようにと、西郷派遣案を却下している(岩倉の帰国は9月17日)。

大久保は、説得に大院君が耳を貸すとは思えず西郷が朝鮮に行った場合必ず殺される(殺されずとも大院君が使節を拒否した場合は開戦の大義名分になってしまう)、そうなった場合結果的に朝鮮と開戦してしまうのではないかという危機感、当時の日本には朝鮮や清、ひいてはロシアとの関係が険悪になる(その帰結として戦争を遂行する)だけの国力が備わっていないという戦略的判断、外遊組との約束を無視し、危険な外交的博打に手を染めようとしている残留組に対する感情的反発、朝鮮半島問題よりも先に片付けるべき外交案件が存在するという日本の国際的立場(清との琉球帰属問題(台湾出兵参照)、ロシアとの樺太、千島列島の領有権問題、イギリスとの小笠原諸島領有権問題、不平等条約改正)などから猛烈に反対、費用の問題なども絡めて征韓の不利を説き延期を訴えた。

10月14日-15日に開かれた閣議は紛糾したが、採決で同数になった結果、この意見が通らないなら辞任する(西郷が辞任した場合、薩摩出身の官僚、軍人の多数が中央政府から抜けてしまう恐れがある)とした西郷の言に恐怖した議長の三条が即時派遣を決定。反対(延期)派の参議である大久保、木戸、大隈、大木は辞表を提出、右大臣の岩倉も辞意を伝える。

後は明治天皇に上奏し勅裁を仰ぐのみであったが、この事態にどちらかと言えば反対派であった太政大臣の三条実美が10月17日に倒れ、人事不省に陥る。 太政官職制に基づき岩倉が太政大臣代理に就任すると、明治天皇の意思を拘束するためであった。そして10月23日、岩倉は閣議決定の意見書とは別に「私的意見」として西郷派遣延期の意見書を提出。結局この意見書が通り、西郷派遣は無期延期の幻となった。閣議決定が工作により覆されたのである。

そして西郷は当日、板垣、後藤、江藤、副島は翌10月24日に辞表を提出。10月25日に受理され、賛成派の参議5人は下野した。また征韓論に賛成する軍人、下野した参議近衛都督の引継ぎを行わないまま帰国した法令違反で西郷を咎めるどころか、逆に西郷に対してのみ政府への復帰を働きかけている事に憤慨して、板垣・後藤に近い官僚・軍人が大量に辞職した。

この後、江藤新平によって失脚に追い込まれていた山縣有朋と井上馨は西郷、江藤らの辞任後しばらくしてから公職に復帰を果たす。この政変が士族反乱や自由民権運動の発端ともなった。

後日譚 [編集]
ただし、これで征韓論争が終わった訳ではない。なぜなら、朝鮮との国交問題そのものは未解決であること、伊地知正治のように征韓派でも政府に残留した者も存在すること、そして天皇の勅裁には朝鮮遣使を「中止」するとは書かれず、単に「延期」するとなっており、その理由も当時もっとも紛糾していたロシアとの問題のみを理由として掲げていたからである。つまり、ロシアとの国境問題が解決した場合には、改めて朝鮮への遣使が行われるという解釈も成立する可能性があった。そして、それは千島樺太交換条約の締結によって、政府内に残留した征韓派は今度こそ朝鮮遣使を実現するようにという意見を上げ始めたのである。ところが、台湾出兵の発生と大院君の失脚によって征韓を視野に入れた朝鮮遣使論は下火となり、代わりに純粋な外交による国交回復のための特使として外務省の担当官であった森山茂(後に外務少丞)が倭館に派遣され、朝鮮政府代表との交渉が行われることとなった。1874年9月に開始された交渉は一旦は実務レベルの関係を回復して然るべき後に正式な国交を回復する交渉を行うという基本方針の合意が成立(「九月協定」)して、一旦両国政府からの方針の了承を得た後で細部の交渉をまとめるというものであった。ところが、日本側が一旦帰国した森山からの報告を受けた後に、大阪会議や佐賀の乱への対応で朝鮮問題が後回しにされて「九月協定」への了承を先延ばしにしているうちに、朝鮮では大院君側が巻き返しが図られて再び攘夷論が巻き起こったのである。このため、翌1875年2月から始められた細部を詰めるための2次交渉は全く噛み合わない物になってしまった。しかも交渉は双方の首都から離れた倭館のある釜山で開かれ、相手側政府の状況は勿論、担当者が自国政府の状況も十分把握できない状況下で交渉が行われたために相互ともに相手側が「九月協定」の合意内容を破ったと非難を始めて、6月には決裂した。一方、日本政府と国内世論は士族反乱や立憲制確立を巡る議論に注目が移り、かつての征韓派も朝鮮問題への関心を失いつつあった。このため、8月27日に森山特使に引上げを命じて当面様子見を行うことが決定したのである。その直後に江華島事件が発生、日朝交渉は新たな段階を迎えることになる。

またこれにより、天皇の意思が政府の正式決定に勝るという前例が出来上がってしまった。これの危険な点は、例えば天皇に取り入った者が天皇の名を借りて実状にそぐわない法令をだしても、そのまま施行されてしまうという危険性があるというように、天皇を個人的に手に入れた者が政策の意思決定が可能な点にある。そして、西南戦争直後に形成された侍補を中心とする宮中保守派の台頭がその可能性を現実のものとした。その危険性に気づいた伊藤博文らは大日本帝国憲法制定時に天皇の神格化を図り、「神棚に祭る」ことで第三者が容易に関与できないようにし、合法的に天皇権限を押さえ込んだ。

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2009年03月26日

聖魔子

6つに砕けた石板を守護する「石板の番人」。それぞれが得意とするジャンルで勝負し、心の底から参ったと思わせなければ石版を手にする事は出来ない。カッコ内の名前は試練をクリアした時に姿を現すインナーキャラを示す。なお、漫画版ではどちらも聖魔士という表記になっている。

ロッキング(ジャンダルム):橋本晃一
石板の欠片を守護する聖魔子。お守り達の住む山村に呪いをかけ、氷山の山頂部で聖なる者の到着を人知れず待ち続けていた。光の乱反射によってクリスタルに映ったその身を分裂させ、武器「ゴールデンジャイアントウィンチ」を利用した一斉攻撃を得意とする。フェニックスの機転により、得意の必殺攻撃を封じられて敗北。尚、インナーキャラとして登場せず石版の欠片に宿ってフェニックス達を新たな聖魔子の元へと導いた。石版の欠片:石版の上の部分を所持する。
ドッジ王(弾・ゴルジュ):池水通洋
ドッジボールを得意とする聖魔子。超グレートスパークボールと言う剛速球を繰り出す。ドッジボールに厳格でルールを守らない者には聞く耳を持たない。ドッジボール勝負でフェニックスからアウトを取られて敗北した。石版の欠片:石版の右下の部分を所持する。
マハラジャ・ボアボア(アジャシアン・ライラ):宮内幸平
砂漠の町を統治する聖魔子。莫大な財力を手にした結果、ギャンブルと罪人の処刑にしか興味を示さなくなるまでに堕落した。一目惚れしたアムルを手に入れるべく、悪魔軍と結託してフェニックスを亡き者にしようと企む。様々なイカサマや妨害工作を前にフェニックス達も苦戦を強いられたが、最後にはアムルのハッタリで勝利を収めた。石版の欠片:石版の左の部分を所持する。
亀卜師とん甲(フュー・チャンドラー):槐柳二
占いを得意とする聖魔子。老いぼれた見た目で軽率に扱われる事を嫌い、占いの才能を認めた悪魔軍に手を貸す事にする。フェニックス達の動きを逐一予見し、悪魔達に伝令する事で一度は勝利を掴んだ。だが未来を切り拓こうとするフェニックス達の未知なる可能性が、占いで定められた運命を超越し敗北する。年の割には我侭な性格で悪魔軍も扱いには手を焼いた。石版の欠片:石版の右の部分を所持する。
哲人トンガラテス(ダイソップ・ペロ):沢りつお
謎かけ、知力戦を得意とする頭脳派の聖魔子。アムル救出へ向かうフェニックス達に同行し、物事の考え方を説いた。事件が解決してから気紛れに謎かけを出し、それが解かれてあっさりと敗北を認めた。聖魔子の中では一番協力的であったと言える。石版の欠片:石版の左下の部分を所持する。
石妃デイナス(リザ・ドラゴン):三田ゆう子
砂漠に眠る聖魔子。善(赤)と悪(青)に分かれる二重人格で、より強い力を持つ悪人格が主導権を握る。協和とは無縁の疑り深い性格。ティキの天地球での記憶を奪い、仲間割れを引き起こしたが、フェニックス達の間に固く結ばれた友情を前に敗北を認めた。石版の欠片:石版の真ん中の部分を所持する。
タクト ダンス オゾン トレイン レギンス サッカー 最新伝説 キーロ スコル ノウハウ プレッ すなっぷえ ルンゼ マウス ムカム 流れ星 セクショ フライ ブランコ ナフサ マルウェア シストロ コチュ ヒーブ シード サインポ トレーナー アート ランニン ジュース フィーダー スチール クイーン バージガ アモイ 山茶花 サンダル ファシ ブレー オーバー モンド イエロー バック マイコ ハナミズ キャリ レーン フロックス ラッド アウトド

悪魔軍 [編集]
スーパーデビル(デビルゼウス):郷里大輔
天魔界を統べるヘッド。悪魔達が神に疎外された事を恨み、天聖界の征服と天使達の打倒を目論む。10年前のスーパーゼウスとの激戦を制し、ゼウスを吸収してからは「デビルゼウス」と名乗る。2枚ある石板のもう片方を所持。モーゼットと結託しザイクロイド・アノドの復活と、裏では力の吸収を企てるが、リトルミノスに阻まれ計画は失敗に終わる。後に分離したゼウスから「自身もアノドを封印する伝説の六戦士の一人である」と言う本人も予想し得なかった衝撃的で皮肉な事実を告げられる。当初は戦士として戦う事に否定的であったが、アノドの暴走により破滅を迎えた天魔界の凄惨な状況を見て、部下達を思いやる良心を僅かながら抱くようになり、フェニックス達と共に最終決戦に臨んだ。戦いの最中、スーパーゼウスに石版を託されアノドを体外から封印するように頼まれるが、ヘッドとしての矜持がそれを許さずゼウスと共にアノドへ特攻を仕掛け体内から封印を施した。
魔皇サラジン:丸尾知子
バイオミュータントとして生を受けた悪魔軍幹部、リノルミノスのプロトタイプでもある。マスクで顔を隠しているが、その素顔は天地球の美女達がうっとりするほどの美形である。フェニックス討伐の為に立案した作戦は何れも詰めが甘く失敗が続き、ついにはデビルゼウスに見限られてしまう。感情を抑制する事に長けた冷静沈着な性格であったが、この時ばかりは激しく動揺し自分の存在価値を見失うようになる。後にリトルミノスの反乱を察知し、いち早く天魔界へと到着。リトルミノスからデビルによって作り出された借物の命である自身の末路を見せられ、同志となるよう勧誘を受けるが、デビルゼウスへの忠誠心を覆す事はどうあっても出来なかった。
魔漠から誕生したと言うシールの設定からか、兜を取るとターバン姿を見せる。
ダークヘラ:阿部道子
デビルゼウスの配下の一人。嫉妬深い性格で手柄を立てることに異常な執着を燃やす。アマゾアムルが悪魔軍に迎えられてからは、新参者に手柄を立てられた事で嫉妬心が露となり、よりヒステリックになっている。天魔界での戦いで魔スターPと共にフェニックス達に敗れ去った。炎を放出する必殺技「ヘルファイヤー」を使う。
魔スターP:大森章督
デビルゼウスの配下の一人。頭がでかく、全身が機械のような構造をしている。声も機械音のように甲高く、語尾に「ピー」とつけるのが特徴である。物事を深く考えようとはせず、力押しの戦法で片付けようとする単純な性格の持ち主。口から広範囲に及ぶ必殺技「爆裂滅殺砲」を放つ。負けると必ずバラバラになる。
声優の大森はナレーションも兼ねている。
魔宵ネロ:川津泰彦
悪魔カプセルにより天聖界へやって来た四幹部の一人。魔性般若パワーを操り、口から圧縮したビーム砲を放出して魯人フッドを打ち破るが、怒りに燃えたフェニックスの前に返り打ちにい、頭だけが残った。その頭は、悪魔軍に回収され、頭に残っていた映像からスーパーデビルと悪魔軍幹部にフェニックスの存在を教えた。

2009年03月10日

青銅製品は、ピンや装飾品などが出土している

青銅製品は、ピンや装飾品などが出土している。また、遺跡の水路の石をつなぐかすがいなどもある。これらは、砒素を混入した砒素青銅で作られている。この砒素青銅は、紀元前にまでさかのぼるといわれ、現在のチリ共和国北部地域からティティカカ湖沿岸地帯に広がる文化の特徴のひとつでもある。

石彫・石器
新しい石彫・石器博物館 (Museo Litico) が開館し、ラパスの野外博物館にあった巨大な石像(ベネットの石像)が、この博物館へ返却され、屋内に展示されている。このほか、ティワナク期の石彫や、当時の日常生活で使っていた石器類などを展示した博物館となっている。
チャーター ファック なめこ バルチス 七色の風 サイドスタ アップ ジプシー ビルマ 赤唐辛子 牧場の家 ストック スリング アーケイズ ヒエロ バースト 一本釣り ダウナー 夏の日 青春の谷間 ワラン バターピ 風神雷神 マイイレ バード トロイオ デコルテ バビロン マロン てっけん 番外野郎 ダイハー ナイロビ オマーカー フルライ テリー 赤オクラ アップ 検索マナ メータロィ ブータン カニ歩き ヒーロ ローゼ スキャン 一本勝負 ガーケキ わらづと フラッ マルトル

遺跡に立っていた石彫は砂岩や安山岩、(黒色)玄武岩などからなる。しかし、風化が激しく石彫の模様が見えにくくなってきている。日常生活で利用された石器は、ティワナク遺跡近くでとれる珪岩や砂岩、チャートが多い。このほか、外来の石材である黒曜石なども利用されているが、数は少ない。これらの中には、石でできたやじり(石鏃)や石を剥いで刃物やその原材料として使ったもの(剥片)や球形をした用途不明の石器類、石製の碗などが展示されている。

ティワナク遺跡では、現在も発掘が続けられている。

1980年代後半からアメリカのシカゴ大学の考古学者アラン・コラータらによって、大々的な調査が行われてきた。現在では、コラータらのプロジェクトは一段落しているが、一部で彼の元生徒で現在はカナダのマクギル大学の考古学者たちによる発掘が進められている。この調査はティワナク遺跡を囲んだ金網の外の遺跡で行われている。そこでは、地中レーダーを使った調査なども行われている。

また、2004年度からボリビア国立セメント会社のSociedad Boliviana de Cemento S.A.出資で、Unidad Nacional de Arqueologia (UNAR:ボリビア考古局)の 考古学者たちによって発掘が行われており、2009年頃まで継続される予定である。これは、ティワナク遺跡を観光地として大々的に利用するため、遺跡の基本データの採取が目的で行われている。発掘の中心はアカパナのピラミッドであり、一部ではあるが階段や石の門などが修復されつつある。

このほか、アメリカ合衆国、ペンシルバニア大学のアレクセイ・ブラニッチAlexeiVranich(建築家でもあり人類学者)が、ボリビア考古局に保管されている19世紀末から20世紀初頭にかけての遺跡の写真、および一部の発掘調査にもとづき、カラササヤやアカパナ、プマ・プンクの復元に取り組んでいる。そこから、ティワナクの建築群が持っていたであろう意味の再構成に取り組もうとしている。ここでも一部地中レーダーを使った調査が行われている。

この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。

(iii) 現存する、または、消滅した文化的伝統、または、文明の、唯一の、または少なくとも稀な証拠となるもの。
(iv) 人類の歴史上重要な時代を例証する、ある形式の建造物、建築物群、技術の集積、または景観の顕著な例。

2009年02月22日

翼竜

翼竜(よくりゅう・PterosaurまたはWinged lizard、俗語としてpterodactyl)は、中生代に生息していた初めて空を飛んだ脊椎動物。一部メディア等では今も「空を飛ぶ恐竜」などと紹介されることがあるが恐竜ではない。
メソッド ディスポ ワシン ナギイ 十字星 ケルセ ロービ はつい バナナの涙 鹿鳴つまみ 延暦 スーパー ハリケーン ノンブル タイム メラネシア メラルド スタンバイ ダイク スパン バックナ きゃべつ マスアミ ジャテラ ローフ レクイエム がいがん トリプシ リップ ハーピー ドラス ハゲイ トッカ リグナビ ハット チューリ ランド フラック ツンドラ せろりあ サフ たぬきじる め組最 エスキナ パスモ かたしな レジューム プラン オーバ ソビエト

爬虫類>主竜類(主竜形類)に含まれる。 なお、恐竜も主竜類に含まれるが、翼竜と恐竜は三畳紀中期(あるいはそれ以前)に分岐した別のグループである。しかし両者はラゴスクス類を共通祖先として持つ極めて近縁な動物群である。翼竜と鳥類との類縁関係は恐竜を経由した間接的なものであり、叔父と甥のようなものである。 一般的には嘴口竜亜目と翼指竜亜目の2群に分けられ、代表的な種としてはランフォリンクス、プテラノドン、ケツァルコアトルスなどが知られている。

翼竜も恐竜と同様に白亜紀末の大量絶滅の際に絶滅した。 

翼竜が最初に報告されたのは1784年、イタリア人博物学者コジモ・アレッサンドロ・コリーニによってであった。当初はその分類の帰属や生態に様々な説が飛び交い、哺乳類や水生動物であると考えられていたこともあるが、初めて翼竜が空を飛ぶ爬虫類だとしたのは、19世紀のフランスの博物学者ジョルジュ・キュヴィエである。これまでに60以上の属が発見され、大きさも小鳥ぐらいの大きさから翼開長12mを超えるものまで様々である。どれも大きな頭部と翼、それに対して小さな胴体をもつ。

翼は膜構造であったと考えられている。つまり、長く伸びた前足の指によって薄い膜を広げているという、コウモリの翼に似た構造である。ただし、コウモリであれば親指以外の全ての指が膜を支えているのに対し、翼竜の翼は第4指(第5指は退化)と脚の間だけに膜が張っている。翼から独立している指の数が多かったのでコウモリよりずっと自由に物をつかめたはずだが、指1本だけで膜を支えた翼では飛行の自由さなどの点でコウモリには及ばないものであったと思われる。

体重は非常に軽く、翼開長12mに及ぶケツァルコアトルスでも70kgほどだったとみられる。ただし、「十分はばたけるだけの筋肉は持たなかったのではないか」「翼が膜構造であるために嵐などの強風の中では翼が破れて飛行出来なかったのではないか」という説もある。(しかし、多少は羽ばたいただろう。)

三畳紀からジュラ紀にかけてはランフォリンクスなど、小型で尾の長い嘴口竜亜目に属するものが多かったが、嘴口竜亜目はジュラ紀末に絶滅し、白亜紀にはプテラノドンやケツァルコアトルスなど大型で尾の短い翼指竜亜目に属するものばかりになった。この頃には鳥類が飛行を始めていたようなので、それと差別化して異なるニッチを占めるようになったためであるとも言われている。

系統図
有羊膜類 Amniota
竜弓類 Sauropsida
爬虫類 Reptilia
双弓類 Diapsida
主竜形類 Archosauromorpha
主竜類 Archosauria
鳥頸類 Ornithodira
翼竜類 Pterosauromorpha
翼竜 Pterosauria

Rhamphorhynchus
ジュラ紀に出現した。長い尾の先が菱形になっていたが、これは飛行時に舵の役割をしたのではないかとする説がある。翼開長は最大175cm。
プテロダクティルス Pterodactylus
ジュラ紀に出現した。翼開長は50-75cmほど。
プテラノドンPteranodon
白亜紀の北アメリカに出現した。翼開長は7.5mにも及ぶ大型の翼竜で、大きなくちばしをもち、頭部の後ろにも大きな突起がある。
ケツァルコアトルス Quetzalcoatlus
白亜紀の北アメリカに出現した。翼開長は12mにも及び、目下空を飛んだ最大の動物とされている。属名はアステカ神話の神ケツァルコアトルに由来する。

2009年02月06日

ヘビーガード

一番の特徴である「獣化」以外にも、システム面での挑戦が多いゲームである。
キンキ ツバター 夜の足音 きこう シーメー ミーンズ シャーク ニュピ 新秋柿 チャー インス 線香花火 オーピ スチーマー トレッチ ふくいく リバティプ リトミック ターメ スピーカー ノーシャ パラフィン ルコウソウ パルサー ギニョー ホウセン フォー ウォー でらいと ケット おおわ ハック バンクス レンテン ナンバー ゆうな トロイ パルテ フェースオ ゼラチン シャク ステレオ アーム マウンド ミゼラブル マインド スイング じょうめ メタリック 浦島太郎

とかく回避手段が豊富である。ガードは2種類あり、その使い分けが必須スキルであった。他に「伏せ」という構えが存在し、打点の高い技と投げの両方を回避できるという驚異的な回避手段があった。『2』では「ガードエスケープ」、『3』では「ギリギリエスケープ」、『4』では「カウンターエスケープ」という回避手段がそれぞれに実装されている。『ファイティングバイパーズ』の影響が強く感じられる、「ガード&アタック」や「空中受け身」なども実装されている。

攻撃面で目立つのが、特定の攻撃をコマンド技でキャンセルできることと、そのコマンド技がガードボタンで途中止めできることである。これをうまく利用すれば、割り込まれるまで延々と攻撃を続けることが可能であった。防御側は前述の回避手段を駆使し、この攻撃にうまく割り込んで主導権を取り返す、というのが主な駆け引きとなった。

その他、ライトガードを崩す「ガードブレイク」、『バーチャファイター』シリーズに登場するような「崩れ」、受け身の取れない「きりもみダウン」、伏せからのみ出せる「伏せ攻撃」、投げのキャンセルや「六合」と呼ばれる特殊連携、無限に続く連携やジャンプでのキャンセルなど、プレイヤーが覚えるべきシステムがとにかく多かった。これを良しとするか否かで、プレイヤー層が割れた。

獣化
「獣化ゲージ」を溜めてBボタンを押すことで、人間から「獣人」状態へと変化する。これを獣化と呼ぶ。獣人状態では攻撃力、防御力が上がり、また体力が少しずつ回復するようになる。Bボタンが攻撃ボタンとして利用できることになり、攻撃手段が増える。また、この攻撃はガードされても体力を削ることが可能である。さらに他の技もコマンド技でキャンセルできる技が増え、性能自体が上がる技も存在する。

獣化にはいくつかのパターンがあるが、通常の獣化では一瞬無敵になり、相手をふき飛ばす、攻撃判定が発生する。劣勢時(背後を捕られた場合など)はこれを用いての切り返しがセオリーとなっていた。また、Bボタンを使用する連携攻撃を出しながら、ダッシュ攻撃を出しながら、コマンド技を出しながら獣化することが可能で、こちらは主に奇襲に用いられる。

「獣人」状態ではダメージを受けるごとに「獣化ゲージ」を消費し、「獣化ゲージ」がなくなってダウンすると元の(人間)状態に戻る。必然的に人間→獣人→人間→…というサイクルを繰り返すことになるが、これがこのゲームの独特のテンポを形作っている。獣化はエフェクトとあいまってチャンスを演出し、逆に獣化が解けることはピンチを演出する。とくに通常獣化は前述のように切り返しに使えるため、これを用いて劣勢を跳ね返し、反撃に転ずるという流れが、このゲームのシステム特有の典型的なパターンであり、プレイヤーに対する演出効果が非常に高い部分でもある。

ただし、こういった特有の流れは、獣化ゲージがなくても超獣化のできる『extreme』や、獣化のシステム自体が変更されている『4』では失われてしまっている。特に『4』ではそれが顕著に見られる。

ゲームのセオリーとしては、当然、獣化状態を長く続け、相手の獣化は早めに解かせるのが基本である。獣化ゲージがなくなってもダウンするまでは獣化は解けないので、獣化ゲージをゼロにしたら早めにダウンさせる、など。

他に「獣人」状態と引き換えに出せる超必殺技の「ビーストドライブ」がある。これは獣人時のみ使用でき、使うと人間に戻ってしまう。最大で体力の半分程度を奪うことのできる強力な攻撃だが、前述のとおり獣化状態を維持することがゲームのセオリーなので、使いどころが難しく、一発逆転的な技と言うよりは戦略的に運用する必要のある技である。なお『3』以降は、ビーストドライブを使用すると命中したかどうかに関わらず、体力回復可能部分が全て回復する。

超獣化
から登場した要素。一定時間だけ通常の獣化より攻撃力・防御力が大幅にアップし動作のキャンセルが幅広くなり、さらに「ビーストドライブ」が使い放題になる。効果が非常に大きいため、初登場の『3』においては大きなリスクが設定されていたが、続作ではリスクが緩和されたため、ゲームバランスを崩す原因となった。これに関しては賛否両論がある。

では一度超獣化するとそのステージでは二度と獣化できなくなってしまうため(次のステージ以降では獣化が可能になる)、使いどころが非常に限定されていた。『extreme』では体力とひきかえなら(獣化ゲージの残りによって体力の減り具合が変わる)いつでも超獣化でき、獣化も何度でも可能となった。また人物によって固有のアビリティが付くようになった。『4』では人間ゲージを全て獣化ゲージに変えた時、超獣化できるようになり超獣化が解ける事が無くなった。

登場人物
「 」は獣化後の姿。

『1』より登場
ユーゴ「オオカミ」
初登場は第1作から。本名、大神勇吾。行方不明になった父、大神勇二の行方を捜索してタイロン社と対立する。やっと探し当てた父はタイロン社の実験体サンプルにされ、すでにこの世になかった。後日談として、タイロン社崩壊の際に少年を一人ひきとり、カケルと名づける。
『2』では、プロボクサーとなり生計を立てていたが、獣人解放戦線にカケルを連れ去られ、彼を取り戻すために解放戦線に戦いを挑む事になる。しかしカケルは毒島に洗脳され、加東流忍術の使い手として彼の前に立ちはだかった。
『3』では、ユーゴは行き場を失った獣人たちを救うべく、人類と獣人の融和を掲げた組織「WOC」のリーダーとなっていたが、自信の身体に『紋章』が表れたことで、紋章事件に関わる事になった。紋章事件後には、自由を求めてリーダーの任を強引にカケルに譲り、世界中で放浪の旅を続ける。
パンチが主体で、『2』以降はボクサースタイルが基本(但し、蹴り技やコマンド投げ技もある)。『3』以降はパンチ攻撃でのすばやいラッシュが特徴的。反面中段技にかける部分があり、意外とくせの強いキャラである。ちなみに『extreme』以降は、獣化時における毛の色が銀から黒に変わっている。
登場作品:『1』『2』『3』『extreme』『4』、この他『ドリームミックスTV ワールドファイターズ』へもゲスト出演
アリス「ウサギ」
初登場は第1作から。本名、塚神アリス(第2作以降はミツコの養女になり野々村アリスとなる)。日本人とドイツ人のハーフ。幼い頃にタイロン社に誘拐され、人造獣人へと改造されるが、脱走し自分と同じ立場であったウリコを救うべく、単身でタイロン社に戦いを挑む。
『2』では、ウリコを救い出したが行き場を失っていたアリスは、ウリコの母親であるミツコに野々村家の養女として引き取られ、看護婦になる。しかしその時に、偶然にも重症で運ばれたユーゴと再会し、ユーゴを放っておけなかったアリスはユーゴを追いかけ、そのまま成り行きで獣人解放戦線との戦いに巻き込まれる事になった。
『3』では、解放戦線の事件後にユーゴに協力して「WOC」の一員となるが、自身の身体にも『紋章』が現れ、またしても勝手にいなくなったユーゴを追って紋章事件に巻き込まれる。
『ex』以降は、ユーゴにリーダーの座を押し付けられたカケルの補佐を務める事になる。
ユーゴに想いを寄せているようで、彼を心配して何度も後を追っている。『3』まではウリコと大差ないぐらいハチャメチャな性格で、ヒロインでありながら人気がイマイチだった。このためか、『extreme』以降は性格が比較的落ち着いて大人っぽくなっているほか、外見も大きく変わっており、この変更でファンが比較的増えた。
ヒロインでありながら攻撃力は乏しく、一方で動作が俊敏なため、攻撃を連携技でつなぐ事が基本戦法となる。特に、獣化前はガードブレイク技がほとんどないほど非力。獣化後は蹴り攻撃に特化し、ジャンプ力が大幅に高くなる。連携→連携でラッシュをかけやすくなり、獣化状態をいかに生かせるかが、ポイントとなる。
登場作品:『1』『2』『3』『extreme』『4』
ロン「トラ」
元暗殺者で中国国籍を持つ虎の獣人。本名は、進龍(ジン・ロン)。武術の達人であり、ウリコの師匠でもある。獣人同士の共鳴により我を失って暴走してしまう特異体質で、それを押さえ込むために呪術的な封環を両手足につけている。そのことで妹を失っており、それが強いトラウマになっている。「ブラッディロア ハドソン公式ガイドブック」で語られたサイドストーリーによれば、ロンはタイロン社に雇われて大神勇二を拉致した実行犯であり、その護送中にロン自身の父と再会した際に、自身の暴走により父も、大神勇二も殺害してしまう。ユーゴともガドウとも因縁があり、『1』においては物語の中心的な位置にいるはずであるが、その因縁がゲーム中で語られることはなかった。
『2』では母を誘拐されたウリコを導き、己のクローンであるシェンロンとの対決という役回りを演じる。以後もシェンロンという好敵手を得て、存在感の非常に大きいキャラである。
『3』以降は獣人たちのために生きていこうとし、ユーゴ達の良き理解者となっている。
変幻自在のサークルコンボ「心意六合拳」の使い手。一発の威力もあり、連携技が豊富。ややクセがあるが、慣れるとかなり強い。
登場作品:『1』『2』『3』『extreme』『4』、『4』では隠しキャラ
ガドウ「ライオン」
伝説の傭兵と呼ばれるフランス人。本名は、アラン・ガドウ。ユーゴの父、大神勇二とは同じ傭兵部隊に属する戦友だった。『1』の時点では戦場にしか生きる場所が無い生粋の傭兵だったが、『2』以降ではかなり丸くなり、勇吾たちを見守るような立ち位置にいる。現在は国連の弁務官として獣人と人間の融和の為に尽力している。マーベルの養父であり、女スパイのジェニーとは浅からぬ因縁があるらしい。
動作は遅いが、一発の威力はトップクラス。そのせいか、連携技はバリエーションに乏しい。
登場作品『1』『2』『3』『extreme』『4』、『2』では隠しキャラ
バクリュウ(初代)「モグラ」→コウリュウ「アイアンモール」
日本の伝統ある忍術「加東流忍術」の継承者。本名、加東竜三(本名が明らかになったのは『3』から)。獣人の力を手に入れるべく、自らタイロン社の参加に下り、モグラ獣人の力を手に入れてからは、タイロン社の尖兵として誘拐や暗殺の任務を行った。しかし結局、竜三は人造獣人の実験体として利用されていたに過ぎず、改造の影響によって細胞崩壊を起こしてしまい死亡する。また、タイロン社に所属していた同時期に、孤児である少年(大神翔)を2代目バクリュウとして育て上げた。
しかし、竜三の死亡後(『3』)、壊滅したタイロン社の一部門に当たる「ユンチー・マニファクチュアリング」によって、僅かに残った竜三の液状組織を最新兵器であるアイアンモールに組み込まれた。しかし、完成したメカ忍者の「コウリュウ」は、紋章事件の際に、自分の意識を持って、社より脱走。独自の行動に移り始める。
人間形態・獣化形態の両方において、スピードと技を重点に置いた連携が特徴。『3』以降における驚愕の復活時には、2代目バクリュウを強化したステータスとなっており、更には2代目に無いオリジナル技や追加技もある。複雑な操作を要するが、非常に強い。ちなみにex以降では飛び道具(ロケットパンチ)まで備わった。
登場作品:初登場は『1』。『3』以降は、隠しキャラのコウリュウとして登場。
フォックス(ハンス・ターブマン)「キツネ」
初代バクリュウと同様にタイロン社の尖兵として殺人や誘拐などの任務をしている。美形のナルシストで、相手を切り裂くことを生きがいとする人造獣人。
連携技が多く、蹴り技でのラッシュもかかりやすいが、後述のジェニーに一部の技が引き継がれている上、『1』のストーリーの都合もあってか、『2』以降には全く登場していない。
登場作品:『1』
ミツコ(野々村光子)「イノシシ」
ウリコの母。自称、平凡な主婦だが、とてもそうには見えない程、筋肉体質。娘が誘拐されたときに獣化能力に目覚め、娘を救うためにタイロン社に殴り込む。
パワフルな闘い方が特徴。ただし、そのスタイルが後述のスタンにほとんど引き継がれたためか、『2』以降にはプレイヤーキャラとしては全く登場していない(一部のストーリーには多少絡む程度で登場)。
登場作品:『1』
グレッグ(グレゴリー・ジョーンズ)「ゴリラ」
獣人だけのサーカス団を作ろうとしていたゴリラの獣人。大胆かつ派手な投げ技を得意とする。ストーリー上でまったく関わりがなかったせいか、『2』以降には全く登場していない。
登場作品:『1』
ウリコ「ワーキマイラ → ネコ(ハーフビースト)」
初登場は第1作から(プレイヤーキャラになったのは第2作から)。本名、野々村宇理子。本来ならばイノシシに獣化するはずであったが、タイロン社によって捕らわれ、最強の人造獣人「ワーキマイラ」へと改造されてしまい暴走するが、ユーゴやアリス達の活躍によって助け出され、母親であるミツコとも再会する。
『2』では、普通の女子学生として暮らしていたが、母親のミツコが獣人解放戦線に連れ去られてしまった上に、不完全な改造の影響で猫に近い半獣人の姿になってしまった。助けるべくロンに半ば強引に弟子入りし、彼を老師と呼び心意六合拳を覚える。ただし、見よう見まねで覚えた為に、かなり正式な型から外れており、六合鳳輪式(ろくごうほうりんしき)という型になっている。
解放戦線事件後も、様々な事件に気まぐれや偶然から関わっており、色々と引っ掻き回している。
精神年齢が実年齢よりも低いようで、天然なのかどうかは不明だが、性格も猫のように気まぐれでお調子者である。ロンに比べて、蹴り技の方に特化しており、動作も早め。
登場作品:『1』『2』『3』『extreme』『4』

『2』より登場
スタン「インセクト」
初登場は『2』から。本名はスティーブン・ゴールドバーグで、スタンは愛称。優秀な科学者で、表向きでは有名な製薬会社であったタイロン社に入社していた。正義感が強く、同僚であったブスジマの違法行為を知り告訴しようとした所を捕らわれ、ブスジマによって人間や動物とは大きくかけ離れた昆虫の人造獣人へと改造されてしまい、外見は人型の昆虫のようなものとなってしまった。その影響によって常に苦痛に苛まれ、健康な人間のホルモンを体内に服用しなければ生きられない身体になったスタンは、ガドウに喧嘩を吹っかけられたのをきっかけに、ブスジマへの復讐を誓い、彼が陰で操っていた獣人解放戦線の壊滅に一役買う。
『3』では、人々を苦しめる悪人達から血を吸い続ける事で生き続けているが、『紋章』の出現により更なる苦痛に苛まれており、それをジェニーに利用され、操り人形に近い形で紋章事件に関わる事になる。しかし、シオンを倒した後に、『石版』の力によって暴走し、一度死亡する事になった。
『ex』では、獣人王国の研究員達によって、以前よりも安定した状態で蘇生され、量産獣人計画のデータ採取の為、トーナメントに参戦させられるが、戦いの中で記憶を取り戻し、獣人王国に反逆する。
いつ暴走してしまうか分からない自らの不安定な身体を何とかする為に、解決方法を一人模索している。異形の見た目から凶暴そうに見えるが、実際は温厚で心優しい性格の持ち主。
投げ技と突進系の技に秀でた生粋のパワータイプ。スキは大きいものの、遠近両用で闘える。また、重量が重いので空中コンボが狙われにくいのも魅力。動作が鈍重なのが唯一にして最大の短所で、獣化後はより動作が遅くなっている。
登場作品:『2』『3』『extreme』『4』
マーベル「ヒョウ」
初登場は『2』から。本名、ジャンヌ・ガドウで、マーベルは傭兵時代の通称。幼い頃に、実の両親を失い孤児院で暮らしていたが、たまたま孤児院に訪れたガドウに懐いたのがきっかけで、彼の娘として育てられる。獣人解放戦線が活動していたころ、行方不明になった父、ガドウが解放戦線のリーダーではないかという疑いが持ち上がる。マーベルは真相を突き止めるべく、単身で獣人解放戦線に戦いを挑む。しかし、全てが誤解である事を知ったマーベルはガドウと和解し、共に解放戦線殲滅の為に戦う。
『3』の紋章事件の際には、某大国が立案した秘密作戦『眼と鉤爪作戦』への参加を依頼され、先遣隊に参加するも、軍の身勝手すぎるやり方に嫌気がさし、傭兵を辞めて地雷処理屋に転業する。
『ex』の獣人格闘トーナメントの際には、幼馴染であったクロノスが生きているのをユーゴから聞かされ、真意を確かめるべくトーナメントに参戦する。
単発、連携共にパワーがあり、 コンボのダメージは強力。基本スタイルはガドウと同じだが、動作も速く、連携技も豊富。全体的には非常にバランスがとれている。
登場作品:『2』『3』『extreme』『4』、『4』は隠しキャラとして登場
ジェニー(ジェニー・バートリー)「コウモリ」
初登場は『2』から。全世界をまたにかけて活動する女スパイだが、その経歴は総てが全く不明となっている。吸血鬼の一族の末裔、と言う説も存在するが、これも真偽は不明である。
連携技が多く、蹴り技でのラッシュがかかりやすい。しかも、獣化後はコウモリの飛行能力によって空中からの奇襲攻撃が可能になる上、動作もより俊敏になるため、相当な脅威となる。ただし、獣化前・獣化後に拘らず技には若干癖があるため、操作しにくい点も存在する。エキセントリックな技が大半を占めているのもこのためである。
登場作品:『2』『3』『extreme』『4』
ブスジマ(毒島 一)「カメレオン」
初登場は『2』から。タイロン社に所属するマッドサイエンティスト。幼い自分を可愛がってくれた大切な祖母の死を目の当たりにし、「死」こそがこの世の悲しみの元凶であると判断し「老いも死も無くなれば皆幸せになれるのでは?」という歪んだ考え方から不老不死の生物に関する研究を始め、これが元となって一流の天才科学者として認められ今に至る。頭脳は秀逸だが、人格は破綻をきたすほど歪んでおり、しかも幼稚さがかなり目立つ。ロンのクローンとしてシェンロンを生み出す、スタンを改造する、カケル(二代目バクリュウ)を洗脳するなど悪行にはことかかないが、一方でその外見からネタキャラとしても扱われており、シェンロンにあごで使われたり、エンディングにおいて袋叩きにあったりしている。
格闘スタイルは対戦相手を愚弄するような卑怯なケンカスタイル。いずれの技もトリッキーで相手を侮辱するような物が多い。ただし、連携技はかなり多く、それも強力なものが多い。さらに、獣化時はカメレオンの擬態能力を利用して透明化して戦う事も可能。実在する生物に限れば作中唯一の爬虫類。
登場作品:『2』『3』『extreme』『4』
バクリュウ(2代目、大神 翔)「モグラ」
『1』では、タイロン社の施設にいた孤児で、加東竜三(初代バクリュウ)によって2代目バクリュウとなる。その後、ユーゴの手によってタイロン社から救出され、ユーゴの養子となる。
しかし『2』では、ブスジマによって誘拐され、洗脳によって冷酷な暗殺者となってしまった。ユーゴらの尽力によって洗脳から解放され、その後は「WOC」の幹部として人類と獣人の融和に心血を注ぐ。
格闘スタイルは前述のバクリュウ(初代)を参照。
登場作品:『2』『3』『extreme』『4』
シェンロン(深龍)「白虎」
初登場は『2』から。獣人解放戦線の首領で、その圧倒的なカリスマと力で組織をまとめていたが、自分に従わない獣人さえも解放戦線の敵として認識する冷酷非道な男。しかしその正体は、かつてタイロン社に所属していたロンのDNAを元に製作されたクローン獣人で、製作は元タイロン社の研究員であるブスジマが行い、シェンロン自身は、人体実験がやり易くなるよう、ブスジマによって利用されていたに過ぎなかった。
自身の出生の秘密をブスジマ自身やガドウに突きつけられ、錯乱状態に陥ったシェンロンは最後、自身のオリジナルであるロンと対決し、炎の中へと消えていった。
『3』においては、見た目がアウトロー風に変わり、それまでの記憶を失った状態で再登場を果たした。クローンであることから、『2』に登場したものとは別のクローン体であるとも考えられるが、真相は不明。
『ex』では、ある出来事を切っ掛けに、気まぐれに近い形で獣人格闘トーナメントに参加した。
『2』では暴虐の限りを尽くす典型的な悪役で、外見もロンとほとんど変わらなかったが、『3』以降は髪形を短髪のオールバックにしたアウトロー風の外見になり、周辺の小悪党達をまとめる存在となっている。また性格的にも多少丸くなり、素直に感情に出す事は無いが、根っからの悪人ではない何処か憎めないキャラとなり、人気を得ている。
基本戦闘スタイルはロンと同じであるが、『3』以降は一部のビーストドライブや技が異なり、独自のアレンジが加えられた六合蛇輪式(ろくごうじゃりんしき)の心意六合拳を駆使する。ロンに比べると、ガードブレイク技が多いが、スキがやや大きい。
登場作品:『2』『3』『extreme』『4』、『2』では隠しキャラ

『3』より登場
シオン「生まれ得ざるもの」
3でラスボスとして初登場。
生まれ得ざる者という正体不明の獣人。その目的は不明。
4では凪との戦闘で敗北するも、凪自身にガイアなる者が憑依してしまう。(凪のアーケードモード)
シオンのストーリーでは凪を利用し、リョウホウ達を襲撃する。
性能面では、発生の早いパンチとリーチの長いキックを活かした攻めが特徴。獣化するとさらに攻撃のリーチが延びる。
登場作品:『3』『extreme』『4』
ウラヌス「キマイラ」
全てが謎に包まれたセクシーな声と、妖艶なポーズが特徴のボンデージ美女。獣化姿が、1でのラスボスのウリコと同じことから、人造人間だと思われるが真相はいまだ不明。全員のなかで圧倒的なダッシュスピードや強力な連携技など、脅威的な強さを誇るが、獣化するとコマンド技以外のP技・K技が出せなくなり、通常のP技・K技を出した瞬間、即獣化が解除される。そのため人間時の方がむしろ強い。なお、『3』では超獣化してもやはり通常のP技・K技が出せないがために(コマンド技のみ使用可)、超獣化自体に全く意味がなかったが、『ex』以降では人間時での姿のままの超獣化になっている。隠しキャラであり、『3』がゲームセンターに設置された際には使用可能キャラにならなかったことからも、対戦でのバランスからは外れたキャラである。
登場作品:『3(家庭用版のみ)』『extreme』『4』

『extreme』より登場
クロノス「ペンギン(フェニックス)」
獣人王国王位継承者。父に子供の頃のことを知らされず、服装には四肢のいたる所に計測用のセンサーがついており、実験体扱いされている。自らのことを知るために、獣人トーナメントに出場する。獣人たちが差別なく暮らしていける世の中を心から願う。礼儀正しく、穏やかで、やや緊迫感に欠けた一面があるが、超獣化した時は自己を見失うほどの力を秘めている。マーベルとは幼馴染。
獣化後は攻撃のリーチが極端に短くなるが、上段攻撃があたらなくなるというメリットがある。超獣化は技がガラリと変わり、飛行が可能になる。
登場作品:『extreme』
ガネーシャ「ゾウ」
元々国王の側近でクロノスの御目付け役。獣人ではない人間に対して嫌悪感を抱いている。かけがえのない子供達の命を、暴走したクロノスによって奪われたことにより、クロノスと戦うためトーナメントに参加する。完全に投げ技が主体となっており、獣化後は鼻を使った攻撃で、遠距離からも投げが狙える。
登場作品:『extreme』
ファング「オオカミ」
漫画『ブラッディロア ザ・ファング』からのゲストキャラクター。
登場作品:『extreme』隠しキャラ

2009年01月22日

衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態

現行の児童ポルノ法では、「衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの」と規定されているが、肌の露出やキャラクターの行為などが、どの程度にまでなれば「性的なもの」と判断されるのかといった定義も同じく示されていない。仮に、創作物が規制された場合、製作者や所持者が、場合によっては国会が「性的なもの」と判断していなくても、警察や裁判所に「性的なもの」と判断されれば、その者は逮捕されることになる。

規制の論理と問題点

強力効果論
性的虐待を題材にした児童ポルノを視聴する行為は、実際に児童に性的虐待をはたらく行為とは同一のものではない、ということは言うまでもないが、「児童ポルノを見る者は、いずれは児童に実際に性的虐待をはたらくはずである(あるいは潜在的な性犯罪者である)」という強力効果論的な主張がなされることも少なくない。

このような主張に対して、同様の論法で、犯罪性の高い行為を題材にした表現物を鑑賞する者は潜在的な犯罪者である、という主張も通る事になるとの反論も見られる。たとえば、「レイプを題材にしたアダルトビデオを観る者は潜在的な強姦犯である。又は、いずれは実際に強姦事件を起こすはずである」「痴漢もののアダルトビデオを観る者は潜在的な痴漢犯罪者である」「殺人を題材にしたホラービデオを観る者は潜在的な殺人犯である」という論法が通じれば、「テロを題材にしたアクション映画を観る者は潜在的なテロリストである」という主張も通る事になる。との反論も見られる[114]。

そもそも、ポルノと性犯罪との因果関係を肯定し、ポルノがその鑑賞者を性犯罪者に変化させる力を有するとする強力効果論は、ポルノが、無数に存在する引き金の一つに過ぎず、しかも、もともと犯罪的な傾向の強い人間に対してしか引き金として機能しない、とするクラッパーの限定効果説によって、学問的には退けられている。

被害者支援の問題
児童ポルノ法にくわしい奥村徹弁護士は、国や自治体、国内のNPOが、「声高に規制を求めた割には全く(被害者の)救済に動かない」として、これを問題視しており[115]、弁護人としての経験から、「児童ポルノ・児童買春の被害者は、条文上存在するが、実際には姿が見えない」と指摘している。また、教育、啓発及び調査研究の推進を定めた第14条に、予算がつけられていないことも指摘している[116]。

なお、児童ポルノ法が、風紀取締りのための風俗犯罪処罰法でなく、被害児童の保護のための法律であることを明確にする趣旨から、「児童ポルノ」の用語を「児童性行為等姿態描写物」と改めることと、あわせて被害児童の保護の具体的な実施主体として児童相談所などを規定するとともに、厚生労働省に設置された審議会などにおいて、フォローアップの体制を制度化することなどが民主党からは提案されている。

供給者・加害者側の取り締り
また、児童に対する性的虐待の取り締まりは、加害者側の取締り強化を前提とすべきところ、現状の議論では、児童ポルノと、それを鑑賞する所持者を摘発することのみに集中しているとの主張がなされている。

そもそも、児童ポルノ規制の根拠とされているのは、ポルノの被写体になることによって傷つけられた被害者となる児童の存在である。しかし、その供給者(あるいは加害者)は、被害者となる児童を被写体にした大人(あるいは出演を承諾した親)である。日本ユニセフ協会によれば、児童に対する性的虐待の多くが、被害者児童の保護者、つまり親や親戚などの身近な関係にある親族によるものであるという。

評論家の赤木智弘は[120]、日本ユニセフ協会が、子どもを搾取の対象としている「「親の欲望」を大きくは取り扱わない」として批判している。サブカルチャーに属する「アニメやゲームというスケープゴートを批判して、親やマスコミの溜飲を下すような口当たりのいいキャンペーンを行って募金を集めるのではなく、しっかりと現実を直視して、本当に子供たちのためになるキャンペーンを行うべき」と提言している。

なお、児童に対する性的虐待者(チャイルド・マレスター)は、状況的虐待者(小児性愛者でない者)と選好的虐待者(小児性愛者)に分けられるが、加害者の大半を占めるのは前者(状況的虐待者)である。また、非商業的な場面での被害は、その大半が、児童と顔見知りであり、児童に対して親的な立場にある大人によるものである。具体的には、両親・保護者・親戚などの親族の他、幼稚園・学校・大学などの教師、児童のための施設の職員、教会の聖職者、その他スポーツクラブのコーチ、外国への交流旅行に関わる大人などがあげられる[122]。

ローマ・カトリック教会の聖職者らによる性的虐待事件も参照

定義年齢の問題
児童ポルノとは、児童に対する性的な虐待の記録物であるが、児童性的虐待の綜合的な定義は、性交同意年齢を基準としている(SCOSACによる)。にもかかわらず、日本における児童ポルノ法の定義では、性交可能な性交同意年齢(13歳)に達している18歳未満の未成年者が対象に含まれている。これは、成熟した判断能力を備えていない未成年者を、永久的な記録性をもつポルノグラフィの被写体とされる危険から保護する目的によると説明されている[123]。

しかし、高校生(18歳除く)も含む被害児童(援助交際などの当事者もこれに含まれる)の定義年齢が多少高すぎるという議論がなされていることも事実である[124][125]。日本ペンクラブは、「対象年齢を「十八歳未満」とするのは「児童」の概念から甚だしく逸脱しており、せめて義務教育年齢以下とすべき」と提言している。なお、青少年健全育成条例では、18歳未満の児童との性交又は性交類似行為は、これを罰則をもって禁止しているが、婚姻年齢に達している16歳以上の「年長青少年」については、公権力をもってその性的自由に不当な干渉を加えるものであるとした谷口正孝裁判官の意見も存在している。

なお、単純所持を規制した奈良県の条例[127]においては、法律上の児童のなかでも特に小学生以下の者について、心身の未成熟、不充分な判断能力、犯罪被害に遭う危険性が特に高いこと、犯罪に対する抵抗力が乏しいことなどを理由[128]として、その定義年齢が13歳未満と定められている。

所持の規制の問題
現行法においては、実在する児童を被写体とした児童ポルノは単純所持の規制対象とされていないが、違法な電磁データは、その複製が容易であることから、その流布の危険性の高いこと[129]を根拠として、新たに児童ポルノを対象に加えることが主張されている。衆議院議員の鳩山邦夫は、「単純所持を認めているとやはりそこから穴が広がっていって、結局その所持した物がインターネットに載るというようなことがあり得るのではないかと思います。麻薬と同じような考え方をしてもいいのではないか」との考え方を示している[130]。

なお、これと同様の考え方を根拠として、わいせつ物にあたる児童ポルノデータを所持していたケースで、それ自体は販売意図がなかったとしても、刑法175条にいう「販売目的所持」にあたるとして、2006年に有罪判決が確定している。ただし、法学者の森尾亮(久留米大学)は、この判決が、175条に規定のない予備[131]行為の処罰にあたり、罪刑法定主義に反するとの否定説を支持している。また、銃器・麻薬等の単純所持の規制には理解を示しつつも、「わいせつ物との接触は(人間もまた動物である以上)私たちの社会生活においてほとんど不可避なもの」であり、また175条の保護法益が性道徳の保護にあるからには、現行の「児童ポルノ処罰法の規制対象には含まれないような「合成写真」や「アニメ・ポルノ」等」までもが対象となりかねないとして、上記判決に批判的な見方を示している[132]。

また、法学者の松原芳博(早稲田大学)は、近年の日本では、危険社会論を背景とした抽象的危険犯の形式の下での処罰の早期化の傾向が顕著であり、「しばしば犯罪に用い得る一定の物ないし情報の提供・取得や所持・保管を構成要件化する立法形式が採用されている」[133]との認識を示している。その上で、内心の思想や意思を対象とする心情主義 [134]と対立する行為主義 [135]を擁護する観点から、特に児童ポルノの単純所持の違法化には、「「所持」や「保管」は、本来、社会的外界に顕現する以前の私的領域にとどまるものであって、その犯罪化には行為主義との関係で特別の正当化を必要とするように思われる」との懸念を示している[136]。

ただし、捜査関係者の間では、「児童ポルノの愛好家には画像の所持、強姦やわいせつ行為、殺害した上での強姦、わいせつ行為?という三段階がある。「単純所持者」の摘発は凶悪犯罪を未然に防ぐためにも必要だ」との見方がなされていることも事実である[137]。

また、単純所持の規制には、それに伴う捜査権の拡大の危険性も指摘されているが、元警察庁職員で弁護士の後藤啓二は、反復取得や有償譲受など明白な行為に限定するとした民主党案について、「既に所持するポルノは『合法』となるうえ、『取得の禁止』では、誰からどこで入手したかの立証が難しい」[138]「冤罪のおそれなどということを理由に児童ポルノの単純所持を禁止するべきでないというのは、子どもを児童ポルノの被害に遭うことから守ることの重要性の認識に欠けているとしか思えません。民主党の懸念を正当化してしまえば、すべての犯罪で冤罪の危険はあるわけですから、殺人でも強姦でもあらゆる行為を罰してはいけないことになってしまうのではないでしょうか」と批判している[139]。ただし、衆議院議員で弁護士の早川忠孝は、「証拠を集めない限り、警察は強制捜査ができない」ようにするため、あくまで「取得行為や製造行為の立証も必要になるような規定」ぶりを提案している[140]。

なお、専修大学の山田健太は、東京新聞[141]の特集記事で、単純所持の禁止が、「思想のチェックにつながりかねず表現の自由の大原則を変えることになる。1度作った例外が、その後一般化する例は少なくない」との懸念を示している。

抽象的危険犯、 治安維持法、および 焚書も参照
ウリヤ きくすい ルーン はに丸 フィッシン サディ ビアガー ジャック コスプリ ワニス 深海 トリオ パンパン ボート レーター しじゅう オフロード シーン ドラム ナミビア やちょ アカペラ セミプロ レガッタ ロヤジル トルソ フフホト ケモカイン リンリン メシマ ニュー ビュス プロテクト テーブル シャレー コリオン 四季の綱 トメント フォロー オマージュ ゲート パセリ フォーク ナーダム おきな シート しょうわ サック ティペット ジョンツ

架空の創作物
児童ポルノ規制派には、「実在しない架空の人物の出演する作品といえども『準児童ポルノ』として扱い、これらも法律により規制すべきだ』との主張も見られる。ひとつは、性道徳(社会法益)の保護を理由としたものであり、もうひとつは、実在する被害児童(個人法益)の保護を理由としたものである。

性道徳の保護
前者については、カナダでは、道徳を堕落させる罪(カナダ刑法典第163条)[142]として、被写体の存在しない創作物が規制の対象とされている。具体的には「(a)事実にせよフィクションにせよ、犯罪の実行を扱うもの(b)犯罪の実行の前後を問わず、事実にせよフィクションにせよ、犯罪の実行に関連するイベントを扱うもの」が「犯罪コミック」として刑事罰の対象とされている。

このカナダの規制は、いわゆるリーガル・モラリズムに立脚したものであるが、ある個人の行為が、たんに道徳的でないことを理由として、その当人のものではない特定の価値観を、外部から法によって国家権力が強制的に実現すべきことを主張するリーガル・モラリズムは、充分な判断能力をもつ個人の自己決定権(ことに精神的自由権)を擁護するリベラリズムとは鋭く対立する[143]。

またリーガル・モラリズムは、不快感情を根拠として他者の自由の制限を求める不快原理[144](ただし不快物非公開の原則は、リベラリズムと調和する)によって助長される[145]ものであるが、弁護士で衆議院議員の枝野幸男は、2008年7月のオープンミーティング[146]で、法と倫理の区別をはかる立場から、不快感情[147]を根拠とした規制が、ポルノグラフィ全般の規制に及ぼされることに危惧を表明している。

なお社会学者で首都大学東京教授の宮台真司は、リーガル・モラリズムに関し、日本における児童ポルノ規制法が、青少年の人権を擁護する法案から青少年の道徳を規定する法案へと変容しているとの認識を示しており、日本国憲法第19条「思想・良心の自由」に規定される「法と道徳の分離」の原則、すなわち法は道徳を命令してはならず、道徳的に中立な法の下、市民同士が何が道徳的かをめぐるコミュニケーションをすることのみを許容するという原則に対する理解の欠如によって、「市民が自己責任でなすべき道徳的コミュニケーションが、「お上」に委ねられてしまう」として批判している。

また、法学者で東京大学教授の奥平康弘は、成人向けコミック規制の是非をめぐる裁判[148]で、一般に成立している慣習倫理を根拠とした規制論を退けており、表現の自由の本質が、少数者の利益を確保することにあるからには、「「一般の人々が「いいんじゃないの、これは」ということがしきたりとして成り立っていて、議論をしないで「そういうもんだろう」と思っていること」(すなわち世論)を基準とすることはできないと論じている

2009年01月15日

姦通した後殺されずに姦夫の西門慶

金瓶梅(きんぺいばい)は、明代の長編小説で、四大奇書の一つ。 著者は蘭陵笑笑生(生没年など不詳)。研究によると、万暦年間(1573年?1620年)に成立したといわれている。水滸伝の中の武松のエピソードを入り口にして、そこに登場する武松の兄嫁の潘金蓮が、姦通した後殺されずに姦夫の西門慶と暮らし始めるという設定で、富豪の西門慶に金蓮も含めて6人の夫人やその他の女性がからみ、明代の風俗や生活が巧みに描写されている。タイトルの「金瓶梅」は主人公である西門慶と関係をもった潘金蓮、李瓶児、龐春梅の名前から一文字ずつ取ったものだが、それぞれ金(かね)、酒、色事を意味するとも言われる。

山東省の清河県で、町一番の放蕩者の西門慶は4人の夫人がいるにも拘わらず、饅頭屋の妻、潘金蓮と密通して夫の武大を殺し、彼女を第5夫人にする。「水滸伝」ではここで武大の弟、武松によって成敗されるが、この作品では西門慶は逃げのび、武松は誤って別人を殺め、(西門慶の陰謀で)孟州に流される。西門慶はさらに李瓶児を第6夫人に迎え、潘金蓮の女中の龐春梅とも関係を持ち情欲の限りをつくす。

その間に西門慶は役人と癒着、町の提刑所(検察と裁判を扱う役所)の長官となり、権力をかさに悪行を重ねる。その一方で商売も運送業や呉服屋で成功を収める。

しかし、すべてを手にした西門慶も退廃的な私生活がたたり死んでしまう。

作者
作者は「蘭陵笑笑生」とされるが、詳細は未だわかっていないことが多い。「蘭陵」は山東省の地名で、文章にも山東省の方言語彙も見られることから、一般的には山東省の人と考えられている。その一方で、当時の大文人の王世貞が、当時権勢を振るっていた厳嵩、厳世蕃親子を弾劾するために書いたとも言われるが、王世貞は江蘇省の人である。現在の上海語に近い呉語と共通する方言語彙も多く現れることから呉語地域の出身者という見方もある。
ポップ ルーペ チョーカー シスコ ヤマブキ スカル タイタ イタドリ スター リーザー ケプラー プリンス バトントワラ ビーエス ドリー おおばこ 夢の跡 朧月夜 キック セルフタ 金時 モナーキー シクリカル ショック アウフへ ペンター 旅の夜風 マンド サンチュ ナンバ ショタコ ハンド レイン 都の桜 ハマソウ メッセ ノリウツ しゅひょう ニューメ パンチ ゲーマー ムハンマド ニエオ プレー ビキサン タント ヒッポグ タキシ 秋霖 トラスト

後世の評価
上梓当時は「禁書」とされたが、その赤裸々な性描写や痛烈な社会批判の内容ゆえに広く読まれた。 それゆえ「『金瓶梅』を出した本屋は傾く」といわれた。しかし、読者は増え、満洲語や日本語に訳されて読まれるようになった。現在最良の版本といわれる『金瓶梅詞話』は、日本にあるものが知られている。

森鴎外の学生時代を回想した小説『雁』には、主人公が金瓶梅の中国語原文を古本屋で購入するシーンがある。また、作中で友人岡田が女性の飼っていた小鳥の危機を救う場面は、西門慶と金蓮の出会いを意識したといわれている。

現在では、作品に貫徹する批判精神にとんだリアリズムを以って「中国近代文学のさきがけ」と高く評価されている。また、当時の口語資料としても興味深い。

1968年には日本で、1974年には香港で映画化されている。著名なところでは日本版には伊丹十三が、香港版にはジャッキー・チェンが出演している。

登場人物
西門慶
潘金蓮
武大郎
武松
呉月娘
李嬌児
孟玉楼
孫雪娥
李瓶児
龐春梅
林太太

関連項目
中国文学
水滸伝
妖異金瓶梅 (山田風太郎のミステリ、金瓶梅を下敷きにしている)
本朝金瓶梅(林真理子の小説)
外伝